トラピストバター


ずーーっと食べてみたかった「トラピストバター」
出張で北海道に行った夫に買ってきてもらい
ようやく口にすることが出来ました

口の中に広がる芳醇な香りとコクがおいしいぃーーー
脂の塊なのにしつこくないので
にバターをのばして塗らずに
のせて食べる!派のわたしにはピッタリ
日本では珍しい発酵バター。
手間隙かけて作られているだけありますね。

我が家の朝食はホームベーカリーで作ったパンが食卓にのぼります
パン作りにもバターが必要なので冷蔵庫に常備。
パン作りを始めた7年ほど前はバターの値段の高さ、
植物油脂のヘルシーさに魅かれてマーガリンを使っていました。
手作りしていると、材料にもこだわりが出て調べたり、
試したりするように。
毎日食べるものですからね

と、同じぐらいの時期にアメリカでは
トランス脂肪酸(マーガリンに含まれてます)
について政府が規制にのり出す事が決定
何気なく使っていたマーガリン。
よく考えたら植物油脂なのに常温で固まっているなんておかしい

バターとマーガリンの違いってわかりますか??
マーガリンはバターの代用品として作られたもの。
だからバターに比べて安いし、扱いやすいですよね。

まず原料が違います。
バター:生乳、食塩

マーガリン(メーカーによる多少の違いあり)
食用精製加工油脂、食用植物油脂、発酵乳、食塩、脱脂粉乳、
乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル、レシチン、
ソルビタン脂肪酸エステル)、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、
着色料(カロチン)、(原材料の一部に大豆を含む)

作り方も全然違います。
バター:家で作れるぐらい簡単。クリームをよーく攪拌すると
脂肪分が固まって固形物が出来ます。
これに食塩を入れて完成!

マーガリン
水素添加という方法で無理やり油の性質を変えています。
水素を添加することで常温では固まらない植物油脂の化学組成を変えて固めてます。

この時に問題となっているトランス脂肪酸が大量に生成されます。
その組成、プラスティックの組成とそっくりだということで
アメリカでは「食べるプラスティック」と呼ばれることもあるらしい。

トランス脂肪酸の健康障害の問題以前に
原料と作り方ですでに違和感を感じたので速攻使用をやめました。
だって、マーガリンの原材料みるとカタカナ&聞いたことないものばかり・・・

と言っても外食したり、既製品を食べることを
避けるのはむずかしいので
自分の出来る範囲のことをしているまでですけど

小難しく書きましたが、何よりバターはマーガリンに比べ断然美味しい
っていうのが一番だったりします(笑)

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